「十勝ナンバー」5月7日に交付開始 申し込みは4月7日から
国土交通省は2月28日、自動車のご当地ナンバー(地方版図柄入りナンバープレート)に関し、十勝管内18町村を対象とした「十勝ナンバー」を5月7日から交付すると発表した。事前申し込みは4月7日から受け付ける。
十勝ナンバーは十勝町村会が導入に向けた検討を進めてきた。デザインは上空から見渡す十勝平野に、宇宙船、ワイン城、ゲートボールなど18町村の名所・特産品・カラー、山・海・川といった自然、畑作や酪農の風景を表現している。
十勝管内は現在、全市町村で管轄する運輸支局名の「帯広」が表示されたナンバーが交付されている。今後、新車購入時など新しいナンバーが交付される際は、18町村の住民は十勝ナンバーとなり、帯広ナンバーは選択できなくなる。交付手数料(3月中に公表予定)のほかに1000円以上の寄付をするとフルカラー版を選べる。帯広市民は引き続き帯広ナンバー。
国交省は手続きについて、ウェブサイトで申し込むほか、近隣のディーラーや整備工場、行政書士などに相談するよう求めている。(津田恭平)