ジュエリーアイスでアート 浦島さんと村中さん
【豊頃】ジュエリーアイスを材料としたアート制作が昨年12月30日、豊頃町の大津海岸で行われた。
2022年から始まり、今回で4回目となる企画。本別勇足中教諭で平原社会員の村中鉄也さんが制作した。ジュエリーアイスの名付け親である浦島久さんらも協力した。
制作は午前5時から始まり、漂着しているジュエリーアイスを組み合わせて、日の出の同7時前に完成した。村中さんは「氷点下15度では、水はまるで瞬間接着剤。手袋ごとくっついてしまうので、接着作業は素手で行った」と説明。「途中で3回崩れたが、最後は気合いと根性で完成させた」と苦心の作を振り返った。
通算14番目となる作品のタイトルは「Icy Dreams of Unity(調和の夢)」。完成した作品を撮影した浦島さんは「すぐに消え去ってしまうのが、ジュエリーアイスアート。今後も継続し、ジュエリーアイスを通し、豊頃町の魅力を伝えていきたい」と話した。(高橋強通信員)