碧雲蔵の福袋、値引率過去最高半値も 3日初売り
帯広畜産大内の酒蔵「碧雲蔵」のショップ(市稲田町西2線15)では1月3日の初売りに合わせ、福袋「新春わくわくBOX」を発売する。66箱限定、定価の31%引きで1箱8000円。うち6箱は、希少な「雫(しずく)取り」などが入った同蔵史上最高の割引率48%の「当たり箱」となっている。(佐藤いづみ)
中身が見えない箱に、「純米大吟醸・十勝」やダムに貯蔵熟成した「SILVER」、チーズに合う「withチーズ」など日本酒3本(720ミリリットル)と甘酒、ぐい飲みなどがランダムに入っている。どれも計1万1590円分。
当たり箱に入る「雫取り」は、もろみを入れた酒袋からしたたり落ちる滴のみを集めた酒で、定価9000円。当たり箱の中身は1万5400円相当の品。
同蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)の主導で2020年に開設した十勝唯一の酒蔵。若山健一郎杜氏(とうじ)は「地域に感謝の気持ちを伝えたい。雫取りでもさらに希少な『おりがらみ』などが入った3万3000円の特別セットも限定で用意した」と話す。31日~1月2日休業。営業時間は午前10時~午後4時。