競馬場とまちなか、足湯馬車でゆったり 昨年に続き特別運行
「モール温泉の足湯馬車」が1日、帯広市内の帯広競馬場とふく井ホテル間を特別運行した。1年ぶりの足湯馬車には、往復各1家族が乗車。足湯で温まりながら、中心市街地や住宅街の街並みをゆっくりと眺めて馬車旅を満喫した。
十勝シティデザイン、ふく井ホテル、とかちむらの共催。市ばんえい競馬が後援した。
昨年11月に中心部で行った足湯馬車が好評だったため、今回は往路、復路ともに1家族貸し切りで実施。ばんえい競馬や競馬場内のとかちむらをPRするコースで、元ばんえい競走馬の「ムサシコマ」が、ばんえい競馬所有の馬車をひいた。
往路には、昨年の足湯馬車にも乗車した市内在住の岡田五十鈴さん(45)と長女の咲奈さん(12)、次女の彩奈さん(12)家族が乗車。手作り菓子を持参し、楽しみにしていた馬車旅を満喫した。
五十鈴さんは「住宅街では道行く人たちが振り返ったり手を振ってくれたり、犬が驚いていたりして、反応が面白かった」と話し、動物好きの双子の2人も「楽しかった」と語った。(完戸雅美)