ボージョレ・ヌーボー解禁、十勝管内でも店頭に 「コクありフルーティー」
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。
帯広市西18南3の「ワインプラザカワイ」では5種類、計70本仕入れ、2750~4290円で販売。国内の消費量と供給量は落ちているが、取り置きの依頼が数件入っているという。
川合宏良社長(81)は今年の出来について、「天候が良かったため、コクとフルーティーさがあり、渋さを感じさせない」と話す。価格は昨年とほぼ同じだが、円安や物価高、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で高止まりしている。
「十勝ワイン 新酒」(1650円)も同日解禁。同店には24本入荷したが、「おそらく再入荷する必要がある」(川合社長)」ほどの人気だという。(菊地正人)