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明治発の新ブランドが都内に できたて十勝チーズを提供

十勝産生乳を使ったできたてチーズを提供する常設店舗

 【東京】食品メーカー大手・明治(東京)発の新ブランドで、できたてチーズの魅力を伝える「FRESH CHEESE STUDIO(フレッシュ チーズ スタジオ)」の初の常設店舗が14日、都内にグランドオープンする。十勝産生乳を使ったフレッシュチーズ「ブッラータ」の感動体験を、さまざまな食材と組み合わせて提供する。

 「FCS チーズ&カフェ表参道」として、都内渋谷区のB-Flat COMMUNE内に開業する。独自製法でミルク本来の豊かな風味を保たせたチーズのもととなるカード(凝乳)を、芽室町の明治十勝工場で生産。カードは都内の工房でブッラータに仕上げ、新鮮なまま当日中に店舗で提供する。同ブランドは、明治の社内新規事業創発の取り組みから誕生した。

蜂蜜やパンなどと楽しむ「ブッラータボウル」

 ブッラータは、巾着状のモッツァレラの中に生クリームと繊維状のモッツァレラを詰めたチーズ。ナイフを入れるとクリームがあふれ出す、新感覚を楽しめる。看板メニューの「ブッラータボウル」(2000円)は、蜂蜜やオリーブオイルなどとともに味わう。十勝ジャガイモのスープや生ハムなど、多彩なトッピングも用意した。

 7日にオープニングセレモニーが開かれ、ブランドマネジャーの藤本和英さんは「フレッシュなミルクのおいしさを、新しい体験で届けたい」と語った。参加した帯広市の米沢則寿市長は「十勝の生乳は質も生産量も日本一。トップクオリティーを持つ明治などが集まり、事業展開されるのは理想的な動き。これからの展開が楽しみ」と期待した。(池谷智仁)

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  • オープニングセレモニーに参加した米沢市長(左から2人目)ら

    オープニングセレモニーに参加した米沢市長(左から2人目)ら

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