慶応大野球部が小中学生を指導 合宿地の幕別で教室
【幕別】幕別町内で合宿した慶応大学野球部(慶応義塾体育会野球部)は10日、町運動公園野球場で小・中学生向けの野球教室を開いた。子どもたちは東京六大学野球など数々の舞台で活躍する大学生から、たくさんの技術を教わった。
慶応大野球部は2018年から、夏季キャンプを町内で行っている。6回目の今年は4~11日の日程で、練習やオープン戦を公開した。
野球教室に集まった町内の小・中学生約100人を前に、本間颯太朗主将は「野球の魅力をたくさん知り、持ち帰ってほしい」とあいさつ。小学校低学年、同高学年、中学生の3グループに分かれ、大学生が守備や打撃を指導する約2時間のプログラムを行った。
中学生はランニングとキャッチボールでウオーミングアップ。ポジション別の守備練習では、内外野手は打球に対する足の運び方を反復練習し、投手はマウンドの傾斜を利用した股関節の柔軟運動などに取り組んだ。阿部伊織さん(幕別中2年)は「知らなかったことをたくさん教えてもらえて楽しい」と話していた。(細谷敦生)