港を彩る7000発 十勝港海上花火に1万8000人
【広尾】第34回十勝港海上花火大会(十勝毎日新聞社主催)が3日夜、広尾町内の十勝港・第4ふ頭で開催された。色鮮やかな7000発を打ち上げ、詰め掛けた約1万8000人の観客を魅了した。
十勝港まつり(協賛会主催)のメイン行事。今年は、広尾サンタランド40周年を記念して関連イベントを充実、幼児向けヒーローショーや「海風サウナフェス」(岸壁サウナ)などを新たに企画し、昼間から家族連れらでにぎわった。
花火大会は打ち上げ数を1000発増やし3部構成に。午後7時半にスターマイン「EVERBLUE」でスタート、早打ち花火や、水中花火などで盛り上がり、ワイドスターマイン「光の道しるべ」でフィナーレを飾った。
帯広市の団体職員石川淳太さん(37)は家族5人で来場。「ヒーローショーを目当てに来た。港で半日、休日を満喫できた」と笑顔、長男の瑛登さん(6)は「花火はとてもきれいで楽しい」と話していた。
サウナイベントに参加した帯広市の会社員藤岡祐太さん(31)は「心地よい海風と花火で最高にととのった」と満足げだった。(能勢雄太郎)
港を彩る7000発 十勝港海上花火に1万8000人