眼前に国立公園パノラマ シーニックカフェ忠類が今季の営業スタート
【幕別】幕別町忠類共栄牧場のあずまやで開かれる季節限定のカフェ「シーニックカフェちゅうるい」が6日、今季の営業を始めた。国立公園となった日高山脈を一望でき、オープンを待ちわびた地域住民や観光客が訪れ、眼前に広がるパノラマを楽しんだ。
カフェは十勝シーニックバイウェイ南十勝夢街道忠類地域部会(加藤茂樹代表)が運営し、パラソル付きのテーブル5台を置いた。今年はさらに、日高山脈を望む方向に木製のブランコ2基も設置され、風を切りながら日高山脈の山並みを楽しめる。
初日は午前11時からオープンコンサートが開かれ、「ちゅうるいオヤジ2」と「グラッチェ,95」の2組がフォークソングやポップスの演奏を披露した。札幌市から旅行で訪れた会社員の大向絢さん(25)は「山と田園風景が一望できる、札幌にはない光景。景色がきれいで気持ちいい」と満足した様子だった。
営業は9月までの土・日曜、祝日。午前10時~午後3時。雨天中止時はフェイスブック「シーニックカフェちゅうるい」で告知する。(吉原慧)
眼前に国立公園パノラマ シーニックカフェ忠類が今季の営業スタート