砂絵次々変化 中札内でサンドアート公演
【中札内】砂絵で一つの物語を描く「サンドアート公演in中札内村」が15日、中札内文化創造センターで開かれた。北海道出身のサンドアートクリエイターMASA(まさ)さんが、流れるように砂で絵を描く様子と、砂絵制作の体験を通じ、観客はサンドアートの魅力に浸った。
普段目にする機会のないサンドアートの世界を体験してもらおうと、村教育委員会が企画。村内外から75人が来場した。
第1部ではMASAさんが、10分ほどの短編「ラブストーリー」と40分の長編「白鳥の湖」の二つの物語を題材にサンドアートパフォーマンスを披露。MASAさんの手の動きに沿って次々と変化していく砂絵を映し出すスクリーンから、観客は目が離せない様子だった。
第2部の砂絵制作の体験会には、幼児から大人まで42人が参加。MASAさんから与えられた「うさぎと花」をテーマに、参加者は砂の感触を楽しみながら夢中で絵を描いていた。
中札内小4年の井原悠佑さん(9)は「面白かった。意外と簡単だと思った」と話した。(斉藤さゆり通信員)