今年は中島橋出発で距離延長 7月7日「十勝川イカダ下り」 6月10日から参加チーム募集
初夏の川面を涼やかに進む「十勝川イカダ下り」(実行委主催)が7月7日、帯広から音更にかけての十勝川で行われる。52回目の今年は、スタート地点が従来の十勝大橋から中島橋に変わり、コース延長は約7キロ延びて約16キロに。10日から参加チームを募集するのを前に実行委の赤本秋博委員長(69)は「大人から子どもまでいろいろな人に参加してもらいたい」とPRしている。
ユニークな手作りいかだがそろう恒例行事。コロナ禍での中断を挟み、2022年に再開予定だったが増水で断念。19年以来の開催となった昨年は約60艇、250人が参加した。
コース変更は、より長い時間を楽しんでもらうため。従来は1時間半から2時間程度でゴールに到着していたが、今回は3時間半程度と見込む。ゴール地点は、これまで通り音更町十勝川温泉の十勝中央大橋。ゴール地点で行っていたジンギスカン販売を休止し、キッチンカーが出店する。
貸しいかだ(定員4人)は今年も25艇を用意し、先着で1人4000円。通常の手作りいかだは参加料1人2000円。楽しさが伝わる創作仮装いかだに賞を贈るコンテストもある。応募者は、締め切りとなる28日午後7時から帯広市内のとかちプラザで開かれるキャプテン会議(安全講習会)に参加する必要がある。
赤本委員長は「絶好のスタート地点から、若干蛇行したスリルのあるコースを楽しめる」と話している。
詳細は事務局ホームページ。問い合わせは、実行委(090・5950・5030)へ。(北村里沙)