町おこしキャラ「ジャガイモン」がLINEスタンプで好調 士幌
【士幌】士幌町を拠点にまちおこしに取り組んでいる「ジャガイモンプロジェクト」代表の川崎康さん(48)が考案した、町特産のジャガイモにちなんだキャラクター「ジャガイモン」のLINE(ライン)スタンプの売り上げが好調だ。昨年度末現在で900セットが売れ、9万7000円を売り上げた。川崎さんは「友人とのコミュニケーションを楽しみつつ、ジャガイモンを知ってもらうことで士幌のPRにもつながれば」と話している。(大健太郎)
スタンプは、町特産のジャガイモのPRとコミュニケーションツールの一つとしてデザイン。全部で160種類あり、1セット120円で購入できる。
普段から士幌に関わる情報を発信する川崎さんのX(旧ツイッター)のフォロワー数は約3万人を超える。当初はLINEヤフーの審査が通らず、言葉のフレーズを考えて、動きがあるポーズを考えるのが難しかったという。「ジャガイモンの手足を中心に何度も設計し直した」と振り返る。
開発した第1弾(2015年販売)と第2弾(21年販売)は、日常生活で使う感情表現やあいさつのほか、「ガッテン承知のスケ」「どーでもいいジャガ…」などバリエーション豊かなラインナップ。カーリング日本女子代表チーム「ロコ・ソラーレ」の選手たちが、平昌冬季五輪の試合中に交わし話題となった「そだねー」のフレーズもあり、愛くるしさ全開に仕上げている。
利用者からは「おもしろい」「かわいい」と、予想以上の反響があった。新しく今年2月に販売した第3弾と第4弾は「承知しました」「問題ありません」といった肯定編と、「批判します」「いいとは思えません」などの否定編を用意した。LINEのホーム画面で「スタンプ」を選び、「ジャガイモン」で検索すると表示される。
問い合わせは川崎さん(01564・5・2005)へ。