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本別のオンラインくじ想定外の売れ行き 担当者は「知ってもらう趣旨を考えると複雑」

販売開始から好評のDMMスクラッチ。本別町の特産品などが当たる

 【本別】本別町がインターネットサービス大手のDMM.com(東京)と共同して21日から始めた、はずれなしのオンラインくじ「DMMスクラッチ」が好評だ。本別の事業者が関わる特産品などが当たるもので、販売開始から5日間で1800枚近くが売れる人気ぶり。担当する町未来創造課の村上慈恩主事は「想定外の早さで売れていて驚いている。道内外の人に本別を(長期的にPRして)知ってもらう趣旨を考えると複雑」とうれしい悲鳴を上げている。(北雅貴)

 町は昨年、総務省が進める「地域活性化起業人(企業人材派遣)制度」を活用し、DMMグループから女性社員1人を受け入れ、町のワーケーションとしての可能性調査や、移住につながる支援制度の整理などを担当してもらった。そのうちの一つの関係人口創出に関する事業として、全国の自治体で3番目、道内では初となるスクラッチを導入した。

 スクラッチは1枚1375円。A賞からD賞まで9種類計3100枚を用意した。1枚購入するとランダムにどれかが当たる仕組み。賞品は「KOYA.lab(コヤラボ)」のタイニーハウス宿泊券グランピングチケットや、渋谷醸造のしょうゆ使用の濃厚ダレに漬け込んだ道産焼き肉セット、篠原精肉店の味付けジンギスカン、前田農産食品のポップコーン、源すしの黒豆うどんなど。既に予定していた当選数に達したものもある。スクラッチは4月23日までだが、なくなり次第終了となる。購入はDMMの特設サイトから。

 DMMは地方創生事業として地方自治体と協力してスクラッチを開始。昨年11月に山形県庄内町、佐賀県鹿島市と実施した。

 町では今後、町内事業者の対応可能数などを考慮しながら第2弾を検討していく方針。

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