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寒くても元気な動物に来園者にっこり 冬季開園の最終日

ムホウマツゴロウをなでる親子(25日午前11時50分ごろ、おびひろ動物園)

 おびひろ動物園(稲葉利行園長)は25日、今年度の冬季開園最終日を迎えた。午前中からジャンパーを着込んだ親子連れやカップルが続々と来場し、にぎわった。

 この日の帯広の気温は氷点下2・7度(午前11時現在)と、平年を下回る寒さに。園内では、雪化粧をした山の頂上で毛繕いをするニホンザルや、優雅(ゆうが)に泳ぐアザラシなど、寒空の下、元気に活動する動物たちの姿に、来園者たちが笑顔を見せていた。

 冬季開園初日の昨年12月2日に新オープンした「馬ふれあい舎」は、多くの子どもたちが列をつくる人気ぶり。ムホウマツゴロウとトラシゲの2頭に「かわいい!」などの声が上がっていた。

 音更町から家族4人で訪れた、野澤ひなたさん(9)と彩菜さん(7)姉妹は、少しこわばった表情でムホウマツゴロウをなでおえると、「思ったより優しい目をしててかわいかった。肌は温かった」と話した。夏季開園は4月27日からの予定。(山田夏航)

関連写真

  • トラシゲをなでる親子(25日午前11時50分ごろ、おびひろ動物園)

    トラシゲをなでる親子(25日午前11時50分ごろ、おびひろ動物園)

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