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14日に十勝ジェンダーアクション会議 講演会やワークショップ 十勝うらほろ樂舎

シンポジウムで進行役を務める北村さん(中央)と後援する浦幌町の役場職員

 【浦幌】ジェンダーギャップ(男女の違いで生じる格差)について考える「十勝ジェンダーアクション会議」(一般社団法人十勝うらほろ樂舎主催、トレンドマイクロなど共催)が、14日午後2時から浦幌町中央公民館(桜町15)で開かれる。「教育の町」を掲げ、昨春の町議選で3人の若手女性町議が誕生した浦幌町を舞台に課題解決を検討する。(吉良敦)

女子サッカー高倉氏が講演
 大学教授らのグループの発表によると、北海道のジェンダーギャップ指数は47都道府県で最も低い。政治、行政、教育、経済の4分野で分析しており、行政と教育は2年連続で最下位にとどまる。会議では「ジェンダーギャップを次世代に持ち越さないためのアクション」を考える。

 女子サッカー元日本代表監督の高倉麻子氏が基調講演を行う。競技を通じて感じたジェンダーについて語る予定。シンポジウムでは、十勝キャリアデザインネットワークの白石友柄代表、「十勝○○婦人部」の山川知恵氏、浦幌町議の竹田風子氏がパネラーとなり、十勝うらほろ樂舎の北村貴氏がコーディネーターを務める。それぞれの立場からジェンダーに関し提言する。

 ワークショップでは参加者を8グループに分け、同ネットワークのメンバーらがファシリテーターを務める。2035年ジェンダーフリーを目指し、何をするべきかを協議し、グループごとに具体的な行動内容を発表する。

 北村氏は「若い人はもちろんだが、40~50代の人に聞いてもらい、力を貸してほしい。人生100年時代ですから」と話している。

 申し込みは10日まで。参加無料。申し込みは専用フォームから。オンライン参加もできる。問い合わせは十勝うらほろ樂舎(015・576・3772)へ。

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