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モール温泉を福祉施設へ配達 「お湯こうこう」で利用者ら温まる

あさひ苑の浴槽にモール温泉を注ぎ込む青年部員ら(左が山崎部長)

 【音更】音更町商工会青年部(山崎真平部長、部員46人)は11日、町内の福祉施設に十勝川温泉の「モール温泉」を配達するボランティア事業「お湯こうこう」を行った。2019年以来4年ぶりに2施設に温泉を届けた。

 日ごろ温泉に足を運ぶことが難しい、福祉施設の利用者らを喜ばせようと、04年から十勝川温泉旅館協同組合(作田英実代表理事)の協力で実施している。

 この日は、同青年部員10人が運搬作業に当たった。町内にある社会福祉法人更葉園(音更町東通13、矢島正人理事長、三浦昭博総合施設長)に約5トン、社会福祉法人音更町柏寿協会(柏寿台1、大熊秀之理事長)のケアハウス「あさひ苑」(田村智苑長、定員50人)に約2トンのモール温泉を、タンクを載せたトラックでそれぞれ運び込んだ。

 あさひ苑では、浴室の窓を開け、56度の温かいモール温泉をホースで浴槽に注ぎ入れた。昼食後に介助なしで入浴できる施設利用者ら約20人が交代でモール温泉に漬かり、体を芯から温めていた。

 同青年部の山崎真平部長(35)は「施設を利用している方々にモール温泉を楽しんでもらえれば」と話していた。(内形勝也)

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  • あさひ苑の浴槽にモール温泉を注ぎ込む青年部員ら(左が山崎部長)

    あさひ苑の浴槽にモール温泉を注ぎ込む青年部員ら(左が山崎部長)

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