ふく井ホテル発着、足湯で馬車ツアーを企画 26日限定実施
JR帯広駅前の「ふく井ホテル」(帯広市西1南11)を起終点とし、モール温泉の足湯に漬かりながら観光馬車「馬車BAR」で昼間のまちなかを周遊するユニークな催しが、26日限定で実施される。
「そら」グループのふく井ホテル(帯広市、林佑太社長)と、馬車BARを運行する十勝シティデザイン(同、坂口琴美社長)が共催。ふく井ホテルを午前11時に出発する便が最初で、1時間おきに3本。運行ルートは北の屋台前や広小路、藤丸前、インデアン前、豚丼ぱんちょう前など約1キロ。通常(2キロ)より半分の距離となる。
ふく井ホテルは駅前で唯一、自家源泉のモール温泉湯を持つ。同プログラムでは同湯を「モール足湯」として客席に用意する。とかち観光大使にもなったばん馬「ムサシコマ」へのニンジン褒美タイムもある。1便12人で、運行時間は約20分。1人1500円(ソフトドリンク付き)。
馬車BARは2019年から開始、普段は夜間に運行し、ホテルヌプカが発着地点となっている。担当する十勝シティデザインの永田剛さんは「足湯は初の試み。まちなかを活性化させたいという同じ思いから企画した。今後も新たな挑戦を続けたい」と話した。申し込みは馬車BAR公式サイトから予約する。(佐藤いづみ)