お手玉、パッチ、あやとり、ゴム跳び…音更で「むかし遊びわらべの会」発足 15日から活動開始
【音更】音更町社会福祉協議会(植田公明会長)に登録するボランティア団体「音更むかし遊びわらべの会」(高田徹子会長)が発足した。町社協によると、同会はボランティア団体として31番目の登録。(長瀬聡美通信員)
同会のメンバーは、高田会長(77)をはじめ、友人の榎本マサ子さん(78)、立花芳江さん(77)、高橋洋子さん(74)、牧野一枝さん(65)の5人。9月29日に登録された。
高田会長は、町更生保護女性会長を務めており、町内の学童保育所を同会員と一緒に訪問し、お手玉、おはじき、パッチなどの昔遊びを通して子どもたちと交流してきた。
町内会から「子どもたちに昔遊びを教えてもらえないか」と相談を持ち掛けられることも多くあったことから、「より多くの世代交流の場として地域貢献ができれば」と、ボランティア団体として活動することを決めた。
昔遊びの内容は、お手玉、パッチ、あやとり、ゴム跳び、竹返しなど8種類ほどを考えている。メンバーらは「日本の伝統的な昔遊びを子どもたちに伝承していきたい。自分たちも外に出て、たくさんの方々と交流できるのを楽しみながら地域に貢献していきたい」と張り切っている。
同会は、10月15日に北蘭東町内会(田中富夫会長)を皮切りに活動を開始する。高田会長は「たくさんの方とお会いできるのを楽しみにしている」と話している。
問い合わせは高田会長(090・9526・9621)へ。