碧雲蔵や十勝ワインもブース 広小路マーケット第2回概要固まる
帯広商工会議所などが市内中心部の広小路商店街内を歩行者天国にして30日に開催する「第2回広小路マーケット」の概要が12日、ほぼ固まった。帯広畜産大内の酒蔵「碧雲蔵」や十勝ワイン城(池田)が物販・試飲ブースで出店、商店街の協力もあり、会場内トイレを前回比2倍の6カ所に増やすなどする。藤丸再開を見据えたにぎわい創出などを目的に、6月に試験的に初開催し、8883人が来場した。帯広広小路商店街振興組合との共催、前回は日曜開催だったが、今回は土曜とし、午前11時~午後4時。
事務局によると、安全性に配慮した場内レイアウトを設計中のため、正確な出店数は最終調整中とするが、約30ブースになる。各種料理などの販売に加え酒類提供を初企画、他にモール温泉の足湯なども予定されている。
商店街との連携強化として所紀夫副会頭ら帯商商業委のメンバーが8月下旬、店を戸別訪問し協力を呼び掛けた。結果、当日は18店が参加し、うち4店はトイレも利用でき、トイレ確保・拡大につながった。ただ、前回行った1時間無料駐車券の配布はしない。
商業委の村松一樹委員長は「トライアルで成果や課題を見つけるのが狙い。自立開催につなげ、365日ホコテン化の流れをつくりたい」とした。(佐藤いづみ)