勝毎花火、入場可能はチケット購入者のみ OCTVやYouTubeで中継
13日午後7時半から、帯広市内の十勝川河川敷特設会場で開かれる第71回勝毎花火大会(十勝毎日新聞社主催)は、昨年に続いて会場内に無料で入場・観覧できる席は設けず、チケットを持っていない人は入場できない。同社は当日は混雑が予想されるため、来場者や近隣住民の安全確保への協力を呼び掛けている。
今年のテーマは「焔心(えんじん)」。物価高騰や世界情勢、感染症などへの不安が続く中、この大会を通して十勝の暮らしや経済、人々の心を動かす原動力「エンジン」になりたいと願いを込めた。花火はそれぞれテーマを設けた全7部構成で打ち上げ、光や音も交えて演出する。
当日の会場周辺はチケット購入者や近隣住民以外の進入を禁止する区域を設ける。十勝大橋の歩道では午後4時から大会終了まで一方通行とする。帯広から音更方面は橋の西側、音更から帯広方面は橋の東側を歩くように規制する。
帯広シティーケーブル(OCTV)では午後7時20分から、花火大会の様子を生中継で放送する。再放送は14日午後3時、同5時半、同10時。また、YouTubeでもライブ配信を行う。
悪天候の場合は14日に順延し、14日も荒天の場合は17日に延期する。順延の決定は開催当日の午前11時までに行い、公式ホームページや専用テレホンサービス(050・3668・5765)で知らせる。(細谷敦生)