とかち創生塾4年ぶり復活 22日市内で政治経済テーマに
帯広市出身の進藤榮一・筑波大名誉教授を塾長とする「とかち創生塾」が、4年ぶりに復活する。第51回となる講演会を22日午後3時~同5時45分、市内のとかちプラザで開催。日本の政治経済や地域経済をテーマに、進藤塾長とゲスト講師2人が話をする。事務局の木呂子真彦さん(71)=キロコ電気社長=は「通常は会員限定だが、広く参加を募りたい」とし、今回は参加無料とする。(佐藤いづみ)
同塾は2000年、国際政治学者の進藤氏から学びたいと、経済関係者を中心に立ち上げた会員制の勉強会。年2、3回開催し、19年に50回を迎えた。その後、新型コロナの影響で休会となっていた。現在の会員数は約40人。
ゲスト講師は立教大の前総長の郭洋春教授が「100均資本主義から見える日本社会の将来」、十勝シティデザイン創業者の柏尾哲哉氏(東京、弁護士)が「新たな視点で帯広中心市街地再生を考える」をテーマにそれぞれ講演する。
進藤氏は「日本の戦略力をどうつくるか~ラピダス以降の北海道」と題して講演。昨年11月に出版した自著「日本の戦略力~同盟の流儀とは何か」を参考に話をする。
希望者は終了後の懇親会の参加も可能(有料)。申し込みや問い合わせは木呂子さん(090・2679・7857、makirok@gmail.com)へ。