今年こそ「初出場」 JA木野の4人 「無事ゴールし農業を元気に」 16日に十勝川イカダ下り
【音更】2019年以来4年ぶりに開催される「第51回十勝川イカダ下り」(実行委員会主催、16日)に、JA木野(黒田浩光組合長)の若手職員4人でつくるチームが初出場する。チームは昨年に出場するはずだったが、降雨による河川増水などで中止となったため、今年仕切り直しで出場する。(内形勝也)
チームリーダーの吉田克也さん(27)は「無事にゴールして農業や地域を明るく元気にできれば」と張り切っている。
チームのメンバーは吉田さんのほか、味呑優佑さん(27)、三浦泰斗さん(27)、今井浩樹さん(21)の4人。「もぉ~もぉ~ブロッコリー号」と名付けた貸しイカダで出場する。100キロを超える大柄の乗組員もおり、4人の重量は約300キロを超える。
節目のイベントも
今年のイカダ下りは、50周年記念と、帯広開発建設部の十勝川治水100周年記念を兼ねており、関連イベントも行われることから、多くの見物客の来場も見込まれる。メンバーは「農業を取り巻く環境が厳しい中、イカダ下りを盛り上げたい」と意気込んでいる。
同実行委員会事務局によると、当日は午前9時~正午、十勝大橋の上流帯広側から十勝川温泉の十勝中央大橋下流まで約9キロをイカダで下る。なお、天候次第で中止の場合もある。