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重さ400キロの船御輿で豊漁願う 浦幌で厚内神社例大祭

海から上がる船御輿

 【浦幌】豊漁や安全操業を願う浦幌町の厚内神社例大祭本祭が18日に行われた。メインの「船御輿(みこし)」が登場し、5年ぶりに海を渡った。

 船御輿は、担ぎ棒を含めて約6メートルの磯船をかたどった重さ約400キロの「第二あつない丸」。同神社での神事の後、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに市街地を練り歩いた。今年は、静岡県にある就労支援施設で作られた華やかな軒花(のきばな)が船体を飾った。

 大津漁協青年部を中心とした地域の若手漁業者や町民有志ら約20人が御輿を担ぎ、浜厚内地区から海に入ると波しぶきを浴びながら御輿を激しく上下させ、約500メートルを渡御した。

 17日は宵宮祭が開かれ、住民が夜店や大抽選会を楽しんだ。(円子紳一通信員)

関連写真

  • 海の中を進む船御輿

    海の中を進む船御輿

  • 海の中を進む船御輿

    海の中を進む船御輿

  • 砂浜に降りた船御輿

    砂浜に降りた船御輿

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