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生ごみ堆肥化容器の購入助成 8日から受け付け

帯広市が購入費の一部を助成している生ごみ堆肥化容器と電動生ごみ処理機

 帯広市は、生ごみ堆肥化容器と電動生ごみ処理機の購入助成申請の受け付けを8日から始めた。重量換算で燃やすごみ全体の約半分を占める生ごみの減量や、生ごみから発生する臭い防止に役立つことから、利用を呼び掛けている。

 生ごみ堆肥化容器は、土に埋めて使用し、生ごみなどの有機物が土の中の微生物の働きによって発酵分解することで堆肥に変わる。電動生ごみ処理機は、自動でかき混ぜながら、乾燥させることで、ごみの体積が約7分の1に減る。

 生ごみ堆肥化容器の助成は1991年度から始まり、これまでに約8600台(昨年度は55台)に助成、電動生ごみ処理機の助成は2000年度から始まり、約2500台(同25台)に助成している。

 市清掃事業課は「助成の枠は減らしてきているが、制度を活用して一度購入した人の継続利用につながっている」とする。特に若い世帯の利用が多く、年度途中に予算の上限に達して締め切られる年もある。

 いずれも購入価格の2分の1以内を補助。堆肥化容器は上限2000円で、ホームセンターやJA帯広かわにしなど登録販売店4店で購入できる。過年度を含めて1世帯2個まで。

 電動生ごみ処理機の上限は1万5000円で、家電量販店など登録販売店17店で購入できる。過年度を含めて1世帯1台まで。両方合わせて予算は60万円。

 市内在住者が対象で、助成を受けるには購入前に申請が必要。問い合わせは、市清掃事業課(0155・37・2311)へ。(大海雪乃)

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