芽室町内のサイクルマップ完成 町観光物産協会
【芽室】芽室町観光物産協会(松山博行会長)は、町内のサイクルルートを紹介するサイクルマップを制作した。町内をはじめ近隣自治体の立ち寄りスポットや、トイレを使うことができる施設、時期ごとのイベントなどを紹介している。
制作には町内でサイクルツーリズムや「めむろ散走」に取り組む、一般社団法人十勝プラスの及川雅敦代表理事も協力。公益社団法人北海道観光振興機構(札幌)の2022年度「地域の魅力を活(い)かした観光地づくり推進事業」の採択を受け、町の観光振興に寄与していく。
サイクリストがポケットに入れやすいサイズとし、デザインは多くの人に親しみを持ってほしいとフォントや写真にもこだわった。デザインや構成は町内でデザイナー業や広告代理店を営む「BluePine」の青砥美穂子さんに依頼した。
及川さんは「車での移動ではゆっくりと味わうことができない風景や自然などを体感してほしい。電動アシスト付き自転車やファットバイクのレンタルも行っているので普段自転車に乗らない方もぜひ」と利用を呼び掛ける。
サイクルマップは1000部発行、町観光物産協会(まちの駅)や管内の観光施設で入手できる。マップやレンタサイクルに関する問い合わせは及川さん(090・9337・4073)へ。(芳野都馬通信員)