銀河の湯あしょろが4月1日にオープン 内覧会に多くの町民
【足寄】足寄町営温泉浴場「銀河の湯あしょろ」(西町2、町総合体育館横)の内覧会が29日、同浴場で行われた。町民ら約130人が訪れ、真新しい施設を見学。4月1日のオープンを楽しみにしていた。(北雅貴)
足寄町市街地での公衆浴場は、民間の「足寄温泉」が2017年10月に営業を終了して以降なかった。町は、里見が丘公園の運動施設の暖房などで温泉資源を利用していることなどから新築を決定し、昨年6月上旬に着工。3億4812万円をかけて建設した。オカモト(帯広)が指定管理者を務める。
銀河の湯は、鉄筋コンクリート造り(一部木造)の平屋で、床面積は424平方メートル。男女それぞれに、3種類の内湯と露天風呂(1~2人用)、サウナ(3~4人用)、洗い場8席を設けた。ロビーには休憩スペースもある。
泉質はナトリウム・塩化物温泉。52・8度の温泉を地下1200メートルからくみ上げている。神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復や健康増進などの効能が期待される。担当する町住民課の金澤眞澄課長は「待望の公衆浴場施設。ぜひ利用してほしい。近くの里見が丘公園には遊具もあり、キャンプ場もある。楽しんだ後に汗を流してもらえれば」と話している。
営業時間は午後1時~同8時で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)。営業時間内は「余裕あり」など、混雑状況をユーチューブで配信する。
入浴料は高校生を除く18歳以上が1回400円(6回の回数券2000円)、中学・高校生300円(同1500円)、小学生100円(同500円)。70歳以上の町民200円(同1000円)。1カ月の定期券もある。問い合わせは銀河の湯あしょろ(0156・28・3175)へ。