新体操パフォーマー神谷梨帆さんがトップレベルの技伝授 講習会に３６人参加
神谷梨帆さん（右手前）からフープの技術を学ぶ参加者たち
プロの新体操パフォーマー、神谷梨帆さん（名古屋在住）を講師に招いた新体操講習会が１４、１５の２日間、西帯広コミュニティセンターと、とかちプラザで行われ、管内外の選手たちが国内トップレベルのフラフープやリボンなどの技術を学んだ。
帯広しんたいそうクラブで新体操に取り組んでいる選手の保護者が日々の練習の刺激になればと講習会を企画した。講師の神谷さんは全国大会で上位入賞を果たすなど国内のトップ選手として活躍。現在はフラフープをメインとしたパフォーマーとしても数々のイベントやステージに出演するとともに、全国各地での新体操指導やオンラインでの採点解説などの活動を展開している。
３部構成で行われた講習会には管内と札幌からも参加、小学２年生から中学２年まで延べ３６人が受講した。
１部では１３人が参加。神谷さんはフラフープの基礎技術や採点に関わる注意点、受講者の癖などについてアドバイスを送った。
参加した中村美涼さん（帯五中１年）は「これまでやったことのない技もあり、これからの演技につなげたい」と話し、小川美羽さん（帯一中２年）は「手の使い方や動かし方を意識していきたい」とそれぞれ意欲を新たにしていた。神谷さんは「今回は大会で評価される技などを教えたが、新体操を生涯スポーツとして楽しく続けてほしい」とエールを送った。（大野篤志）
新体操パフォーマー神谷梨帆さんがトップレベルの技伝授 講習会に３６人参加
