凍結した沼を横断 大樹で「つるつるキャンプ」
【大樹】小・中学生対象の冬キャンプ「大樹つるつるキャンプ」が5~7の3日間、大樹町の晩成地区で行われた。
南十勝長期宿泊体験交流協議会(STEP、会長・酒森正人町長)の主催。管内の小学4年から中学2年までの20人が参加、ホロカヤントーでのワカサギ釣りや冬の森探検など厳冬期の外遊びを楽しんだ。
7日は日の出前から全面結氷した生花苗沼(オイカマナイトー)の徒歩横断に挑戦。子どもたちは朝日に照らされながら、約4キロを2時間かけて渡った。途中でタンチョウやオジロワシなどの野鳥を観察、湖底からの気泡が凍ったアイスバブルを見つけては歓声を上げていた。
鹿追瓜幕小6年の笹木楓真君(12)は「月と日の出を一緒に見たのは初めて。ワカサギ釣りも楽しかった」と話していた。(船水よう子通信員)