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歓喜の歌高らかに 清水で第九演奏会・ジュニアオーケストラ特別公演

どさんこジュニアオーケストラの演奏で歓喜の歌を響かせる十勝しみず第九合唱団

 【清水】清水町開町120年記念の十勝しみず第九演奏会・どさんこジュニアオーケストラ特別公演「未来につなぐ喜びの歌」(実行委主催)が25日、町文化センター大ホールで開かれた。演奏会に向けて結成した「十勝しみず第九合唱団」が「第九」(ベートーベン交響曲第9番)を声高らかに合唱。来場した400人と共に町の節目を祝った。

 第九合唱は第2部で行われ、ソリストとして同町出身の延与幸恵さん(ソプラノ)をはじめ、松田久美さん(アルト)、岡崎正治さん(テノール)、今野博之さん(バリトン)の4人が出演し、ステージに花を添えた。

 どさんこ青少年オーケストラ協会代表理事の助乗慎一さん(43)=旭川市在住=が指揮を務め、道内各地の小・中学生、高校生で構成するどさんこジュニアオーケストラ(75人)の演奏に合わせ、同合唱団(93人)が第4楽章「歓喜の歌」を原語のドイツ語で合唱した。

 助乗さんは「歌と演奏が一体となった素晴らしいステージになった」と話し、合唱団を指導してきた町教委文化芸術事業協力員の堀江龍太郎さん(43)は「演奏者が奏でる曲と合唱の響き渡る歌声で、町民に元気と笑顔を届けることができた」と喜んだ。

 第1部では北海道十勝しみず吹奏楽団(81人)と清水中学校吹奏楽部(12人)がゲストで出演。「マードックからの最後の手紙」など2曲を披露した。

 第九演奏会は町文化センターのオープン記念事業として1980年にスタートした。2010年まで5年ごとに定期的に開催され、15年は中止となったが、18年に復活した。

 ベートーベン生誕250年に合わせ20年にも計画されたが、コロナ禍で開催できなかった。今回で通算9回目となる。(佐々木健通信員)

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