冬至は「ゆず湯」でぽかぽか 大雪予報でぶるぶる
きょう22日は二十四節気の一つで、1年で最も昼の時間が短い「冬至」。帯広市内の温浴施設では「ゆず湯」が登場し、体を温める市民らの笑顔が広がった。同日午後以降、十勝地方は湿った雪が降り続ける予報で、帯広測候所では大雪による交通障害や着雪に注意を呼び掛けている。
「冬至に入ると風邪をひかない」との言い伝えもある「ゆず湯」。市内のオベリベリ温泉水光園(東10南5、江川正之社長)では、露天風呂に熊本県産のユズ400個を浮かべ、入浴客が疲れを癒やしていた。市内の和田勝己さん(75)は「楽しみだったユズのにおいとお湯が気持ちいい。温まるね」と話した。
十勝地方は発達しながら北海道を通過する低気圧の影響で、22日午後から23日未明にかけて湿った雪がまとまって降る見通し。同測候所によると、ピークは22日夜から夜遅く。南部や北部の山沿いで50センチ前後、帯広市内でも40センチ前後の降雪となる見込み。海上は非常に風も強まる。最大風速は20メートルの予報。(松岡秀宜)
冬至は「ゆず湯」でぽかぽか オベリベリ温泉水光園