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帯南商「うまいもん甲子園」メニュー味わって フクハラ3店で限定販売へ

福原が再現した「わやうめぇ蝦夷にぎ2」を試食した、帯南商高の甲子園出場メンバー。左から下地真央さん、吉川綾乃さん、松木天俊さん

 食品スーパーマーケット・福原(帯広市、福原郁治社長)は、「第11回ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝(11月27日、東京都)に臨む帯広南商業高クッキング部を応援するため、当日の勝負メニュー「わやうめぇ蝦夷にぎ2」を商品化し、来月5日に市内3店で数量限定販売する。一般投票による敗者復活戦で出場を決めた同部側は、「応援してくれた地域の人たちに実際味わってもらえる機会になる」と感謝している。

 同甲子園は地場食材を活用しSDGsを踏まえたメニュー開発が条件。帯南商は過去何度も決勝に進んだ実力を持つ。今年はネット投票による敗者復活で1位を獲得した。福原は地域貢献の一環で食材提供などを通じ同部を支援。2018年には弁当を共同開発し販売している。生徒側から広く食べてもらい地域へ感謝を伝えたいとの思いを聞き、販売を検討してきた。

勝で提供するため、生徒たちが調理した「わやうめぇ蝦夷にぎ2

 わやうめぇ-は「おにぎらず(握らないおにぎり)」。サケとば入り炊き込みご飯にナガイモと小豆のみそだれや枝豆タルタルソース、レバかつなどをはさんだ。両者によると、多少アレンジはあるが、ほぼ忠実に再現。SDGsの観点で通常より高いエコ原料のバガスパック包材を採用。価格は1個298円で、生徒が大会に向けて設定した価格。西帯広といっきゅう、西18条の3店で計600個限定で販売する。

 試食した顧問の松原明香教諭は「とてもおいしい仕上がり。生徒も喜んでいる」と笑顔。福原では「純粋に応援したい気持ちで企画。ぜひ悲願の優勝を」と期待する。
(佐藤いづみ)

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