高木菜那さん招き「子ども食堂」開催 カレーを食べて笑顔に
【幕別】2018年平昌冬季五輪スピードスケート女子で2個の金メダルを獲得し、今年4月に引退を表明した高木菜那さん(幕別町出身)を招いた子ども食堂が15日、幕別南コミュニティセンターで開かれた。
町内の子ども食堂「みんなで食べようおうちごはん」(千葉智子代表)、まくべつオーガニック給食実行委員会(折笠健委員長)が主催。高木さんを呼んでアスリートとしての食への意識や、農薬や肥料に頼らず自然の恵みを生かしたオーガニック食材を伝えることを目的に開催した。
子ども食堂にはボランティアとして関わった幕別清陵高校の生徒も含め約100人が参加。レクリエーションとして、同校生徒と高木さんが子どもたちと一緒に縄跳びや、だるまさんが転んだなどの遊びを通じて軽く汗を流した。
小笠原農園(幕別)のやさい屋カフェ「菜びより」が、有機野菜のジャガイモやタマネギなどを入れ、少しスパイスが利いたカレー200食を用意。会場近くの芝生で子どもたちが食べると口々に「おいしい」と笑顔が広がった。
「食べることの大切さ」をテーマにしたトークイベントもあり、高木さんは「野菜も肉も、バランスよく食べるのが大事」と話した。(大健太郎)
高木菜那さん招き「子ども食堂」開催 カレーを食べて笑顔に