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秋の色深く カエデ紅葉 ぬかびら源泉郷

秋の日差しを透過して輝くヤマモミジ(13日、上士幌町ぬかびら源泉郷で)

 【上士幌】朝晩の冷え込みが厳しくなり、麓も秋の色が深くなっている。上士幌町のぬかびら源泉郷では、メインストリートの国道273号に植えられたヤマモミジが色づき始め、温泉客らを楽しませている。

 今年の色づきは例年並み。数日前の寒波でシラカバの落ち葉が進んだが、モミジやミズナラの葉が残り、彩りを保っている。地区を流れる「寺の沢川」沿いが最も紅葉が進み、モミジ数本が秋の日差しを受けて輝いていた。

 ひがし大雪自然館の乙幡康之学芸員は「沢沿いは寒暖差と地熱が相まって、木々の色づきが良い。この先1週間ほどが見ごろ」と話している。(塩原真)

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