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とかちマルシェ 2~4日 3年ぶりにリアル開催

 十勝の食の魅力が詰まったイベント「とかちマルシェ」(運営協議会主催)が9月2~4日、JR帯広駅周辺で開催される。118店が出店し、十勝産食材を使用した500円以下のメニュー(物産品など一部で例外あり)が提供され、地場の味覚を味わうことができる。

 運営協議会は帯広商工会議所や帯広観光コンベンション協会などによる「とかちマルシェ推進協議会」と帯広市の十勝フェスタ実行委員会で構成。2011年に帯商の90周年記念事業として開かれて以来、19年まで開催を続け、近年では来場者が10万人を突破していた。20、21年は新型コロナウイルスの影響から、店舗周遊型で開催しており、今年は3年ぶりのリアル開催。2日午後4時50分から駅北口の特設ステージでオープニングセレモニーが行われ、ナイトマルシェがスタートする(同9時まで)。

 席数は前回開催となる19年より20%少ない1049席。コロナ対策で間隔を設けるため座席数を削減。以前は設置していなかったスペースにも座席を設け、間隔を確保した。相席の禁止や消毒液の設置、各席に除菌シートを配置しセルフでの席の消毒を促す。出店者側には2週間分の体調チェックシートの記入や接客担当者のフェースシールド着用を義務付けるなど、コロナ対策に力を入れる。

 飲食店は全店十勝産食材を使ったメニューを提供。新規出店も20店ほどあり、さまざまな料理を楽しむことができる。体験ブースなどもあり、ピザや豆腐づくりを楽しむことも可能。ステージでは管内のアーティストなど延べ25組による音楽イベントが行われる。

 会場は駅北エリア(駅北側ロータリー周辺)と駅南エリア(駅南側ロータリー周辺ととかちプラザ)の2カ所で、駅南側道路は車両通行止めとなる。

 3、4日は帯広厚生病院前とマルシェ会場間で無料のシャトルバスを20分間隔で運行、市中心部の指定の駐車場を対象に駐車料100円サービス券を発行する。事務局の帯商は「感染対策は来場者の協力があって成り立つものなので、安全なイベントにするため、少しでも本人や同居者の体調に異変のある人は来場を自粛してほしい」としている。(吉原慧)

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