おびひろ広小路夏まつり 準備着々
帯広広小路商店街振興組合(吉田克司理事長)で、3年ぶりとなる夏の祭り「おびひろ広小路夏まつり」(6、7日、広小路)が間近に迫り、商店街のアーケードを飾るTシャツの制作が大詰めを迎えている。
夏まつりは、コロナ禍の影響で七夕飾りの制作が難しくなり、再開を見合わせた「おびひろ広小路七夕まつり」の代替として行われる。広小路のアーケード街に幼稚園児の絵をプリントしたTシャツをつるして展示する。
Tシャツは、今回のイベントを提案・運営するイベント・広告会社ティワイネット(齊藤政樹社長、帯広)が、付き合いのある管内の幼稚園3カ所の協力を得て手配した。
180枚ほどが集まり、プリントTシャツの制作を担当する同社の菊地翔さんは「スイカや海、クワガタなど夏をテーマとしたカラフルな絵や、家族の絵が多い。一生懸命描いた様子が目に浮かぶ」と笑顔を見せる。プリントしたTシャツは祭り期間中、広小路に展示され、その後は描いた園児たちにプレゼントされる。
また、夏まつりでは「古着deワクチン」というチャリティーイベントも実施。家庭に眠る着なくなった古着を、専用の回収キットで集める。回収した古着はNPOを通し、ポリオワクチンと交換。ミャンマーなどに寄付される。(吉原慧)
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