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新ロケット発射場 施工者選定 日本工営など4社JV 大樹

 【大樹】大樹町は2日、北海道スペースポート(HOSPO、宇宙港)計画の中核となる新しいロケット発射場「LC-1」(大樹町浜大樹)の詳細設計・土木工事担当企業として、日本工営・清水建設・黒川紀章建築都市設計事務所・宮坂建設工業の4社による特定建設工事共同企業体を選定したと公表した。

 工期は2023年3月24日まで。多目的航空公園滑走路延伸(300メートル延伸)の詳細設計、プラント設備調達を含めて一括発注する。契約金額は6億3965万円。

 町は4月に一般競争入札(総合評価型)を告示。7月20日までに技術提案書の提出を受け付け、1企業体のみ応募した。同29日に入札とプレゼンテーションを行い決定。LC-1(現発射場の西側)と滑走路の延伸は22~24年度の3カ年で整備。来年度以降の工事も同じ企業体が担当する予定。9月に地鎮祭を執り行う。

 新射場は、町内の宇宙開発スタートアップ企業インターステラテクノロジズ(IST)が計画する人工衛星搭載用ロケット「ZERO(ゼロ)」の打ち上げに利用される。(能勢雄太郎)

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