明治と池田町がコラボ チーズに合う十勝ワイン限定発売 29日から
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所は、明治北海道十勝スマートチーズとの相性を考えて開発した赤ワイン 「42°55′(42度55分)」を2種類、29日から各3000本限定で販売する。
明治は、スマートチーズの販売促進へ、相性の良い飲み物を提案している。ワイン造りは、十勝の生乳の付加価値向上と食の発展に向けて包括連携協定を結ぶ帯広市やスマートチーズ愛好者、同研究所と進めた。
「42°55′フォア・チェダー」は、池田町の独自交配品種「山幸」を使い、野趣あふれる香りと酸味、深いコクが特長。「42°55′ フォア・パルメザン」は、「山幸」と「清見」を使い、複雑な香りとまとまりのある味わいになっている。名前は十勝の緯度から付けた。
同研究所の大渕秀樹係長は「ワインにチーズを合わせるのではなく、今回はスマートチーズに合ったワインを造った今までにないプロジェクト。個性の強い山幸と、山幸に清見を加えた軽やかな味わいの2種類のワインができた」と話す。
スマートチーズは、今年30周年を迎えた明治北海道十勝ブランドの主力商品の一つ。明治北海道量販部営業二課の太田正広課長は「相性の良いワインとチーズを一緒に味わってほしい」と話した。
720ミリリットル、2200円。ワイン城のオンラインショップで予約受け付け中。29日からは店頭販売。管内のスーパーや羽田空港でも取り扱う。(安田義教、小縣大輝)