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甲子園目指し帯緑陽、白樺学園、帯大谷3校闘志 あす高校野球北北海道大会開幕

 高校野球の第104回全国選手権大会北北海道大会が14日、旭川市スタルヒン球場で開幕する。昨年の帯農に続いて、十勝から甲子園を目指す帯緑陽、白樺学園、帯大谷の3校の支部予選の成績を紹介する(打順、守備位置などは代表決定戦時の登録)。北大会に出場する管外校でも十勝出身選手が聖地を目指して奮闘する。十勝出身選手は旭川明成に河瀬晴翔(2年・帯清川中出)と中村寛大(同・音更緑南中出)、旭川龍谷に松山拳斗(3年・帯西陵中出)がメンバー入り。武修館は元江陵監督の谷本献悟氏が監督を務めている。(新井拓海)

◆帯緑陽(7年ぶり4回目出場)北大会初勝利目指す

7年ぶり4回目の北北海道大会出場を果たし初勝利を目指す帯緑陽


 連合チームとの初戦では、8番の澤田恭兵(3年)の2度の満塁での長打などで確実に加点。帯工との代表決定戦では、竹部巧晟(2年)の三塁打で2点を先制。米山凌平(3年)の適時三塁打、澤田の2点適時打など、要所で高い攻撃力を発揮した。帯工打線に自責点0で完投したエース・松井琉都(3年)も鍵を握る。まずは、北北海道大会での初勝利をつかむ。




◆白樺学園(4年ぶり19回目出場)打力も磨き7年ぶり夏の聖地へ

4年ぶり19回目の北大会を制し7年ぶりの夏の甲子園を狙う白樺学園


 帯三条との代表決定戦では4-3まで追撃される中、最終回に5番・矢野侍汰(3年)の3ラン本塁打が勝利を決めた。エース左腕の石上翼(同)は五回途中まで3安打、自責点0の力投。帯柏葉との初戦では、2年生の西村昴浩の好救援もあり、4-3で競り勝った。しぶとく駒を進めた北北海道大会で、さらなる打撃力も期待される。見据えるは7年ぶりの頂点だ。




◆帯大谷(5大会連続9回目出場)昨夏の悔しさ力に甲子園へ闘志

5大会連続9回目の北大会で、9年ぶりの聖地を目指す帯大谷


 代表決定戦で、前回の北北海道大会決勝で屈した帯農を撃破した。上級生の活躍に加え、二塁手・家次陽希と3打点の荒木拓翔、継投の渡邉祥太ら4人の1年生がベンチ入りする底力もある。帯北との初戦では、エースで4番の田中大輔(3年)が1失点と奮起。初回には自身の安打で、先制の好機を広げた。昨年の悔しさも力にし、9年ぶりの聖地を目指す。



◆管外校に十勝勢3選手
 十勝出身選手は旭川明成に河瀬晴翔(2年・帯清川中出)と中村寛大(同・音更緑南中出)の2選手、旭川龍谷に松山拳斗(3年・帯西陵中出)がメンバー入りしている。 

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