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現職の手島氏が大差で再選 芽室町長選

支援者らと当選を喜ぶ手島氏(前列左から3人目)と敦子夫人(同左から4人目)(10日午後10時ごろ、手島氏の選挙事務所で、長尾悦郎通信員撮影)

 【芽室】任期満了に伴う芽室町長選は10日に投開票が行われ、現職の手島旭氏(55)=無所属=が7845票を獲得し、再選を果たした。新人で無職の伊藤稔氏(62)=同=は1312票だった。手島氏は幅広い業種、年代からの支持を得て、12年ぶりの現職対新人の一騎打ちを大差で制した。(3、12面に関連記事)

 手島氏は前回と同様、農業者や商工業者ら地元産業界で後援会を組織。町職員組合、連合北海道、自治労北海道から推薦を受け、現職の強みを生かした選挙戦を展開した。

 公約は町の第5期総合計画との整合性も踏まえた7柱66項目。1期目に訴えた新嵐山再整備や公立芽室病院の経営安定化に加え、町中心部の活性化を図る「まちなか再生」を重要課題とし、農業・行政分野でのデジタル化促進、新工業団地の造成、高校生までの医療費無料化など幅広い分野の政策を掲げた。町民のほか、交流・関係人口を巻き込んだ「チーム芽室」でのまちづくりの重要性を唱え、支持を広げた。

 伊藤氏は政治経験を持たないものの、無投票を避ける目的で立候補。現町政への批判はせず、町議会の夕方開催や公営住宅の学生への提供など、若者や女性の活躍を期待する政策を訴えたが、浸透しなかった。

 投票率は62・23%で、過去最低を記録した前回を4・27ポイント上回った。投票者数は9315人だった。(石川彩乃)

<てしま・あきら>
 1966年帯広市生まれ。帯広三条高卒、85年に芽室町役場入り。企画財政課長、産業振興課長を経て、2018年に農林課長を辞して町長選に出馬、初当選した。

関連写真

  • 記念撮影を行う手島氏(中央)。右隣は敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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  • 現職の手嶋氏が大差で2選 芽室町長選 3

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  • 支援者らとともに記念撮影を行う手島氏(前列左から3番目)。同左から4番目は敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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  • 記念撮影を行う手島氏(中央)。右隣は敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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  • 支援者らとともに記念撮影を行う手島氏(前列左から3番目)。同左から4番目は敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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  • 手島氏(前列左から6番目)の当選を祝い、記念撮影を行う支援者ら。同左から7番目は敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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  • 花束を受け取る手島氏と敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

    花束を受け取る手島氏と敦子夫人(10日、手島陣営の選挙事務所で)

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