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マスコットキャラ「ひよマル」活躍 帯広大谷短大

考案した「ひよマル」を紹介する桂井さん

 【音更】帯広大谷短期大学(田中厚一学長)の短大生が考案したマスコットキャラクター「ひよマル」が、6月下旬から同短大の広告塔として本格的に活用され、注目を集めている。同短大キャリア支援センターの山口智奈津事務局長は「地域の方々がマスコットキャラクターを介して短大により親しみを持ってもらえれば」と期待している。(内形勝也)

 ひよマルは、今年3月に同短大地域教養学科を卒業し、現在は音更町役場に勤務する桂井一舞(ひま)さん(20)が考案した。

 ひよこをモチーフに「短大に通うことで自ら成長してほしい」との願いを込めた。ひよこが植木鉢に入って足、尻尾、上半身を出している。同短大の略称OOJCの形をした眼鏡を掛け、頭には新芽が生えている。

 同短大では、新型コロナウイルス感染拡大の状況が一定程度の落ち着きをみせた時期を見計らって、昨年11月に創立60周年記念式典を開いた。これを機に、記念事業の一環として今年1月7日から同19日まで、短大生を対象にマスコットキャラクターのデザイン案を募集。期間中に10作品が集まり、学生らが投票した結果、「ひよマル」を選定した。

 同短大では、「ひよマル」のデザインを印刷したトートバッグを作製した。6月25日から始まった今年度のオープンキャンパスに訪れる人たちに配布している。2種類の缶バッジも作り、今後はさらに2種類を追加する予定。

 桂井さんは「ひよマルは学生時代のいい思い出として今も大事にしている。自分が考えたマスコットキャラクターが、少しでも母校の役に立てるのであれば、とてもうれしい」と話している。

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