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士幌神社で花手水

色とりどりの花が浮かぶ花手水

 【士幌】士幌神社(原田要宮司)の境内にある手水舎に色とりどりの花を浮かべる「花手水(はなちょうず)」が行われ、参拝客の目を楽しませている。

 手水舎は縦50センチ、横80センチほどの大きさ。花手水は、京都府長岡京市の柳谷観音楊谷寺(ようこくじ)が先駆けといわれている。

 通常は手水舎で口と手を清める際に、ひしゃくを使うが新型コロナウイルスの感染防止で使用を中止している。代わりに町内在住でガーデニングが趣味の小椋順子さんから色や香りにこだわったバラやカスミソウなどの花を提供してもらい、約100株を水面に浮かべた。

 原田宮司は「長引くコロナ禍で花を見て、少しでも安らぎを感じてもらえれば」と呼び掛ける。町内の中村靜さんは「町民に寄り添った形で花手水が用意されてうれしい。癒やされて優しい気分になる」と話していた。花手水は今月上旬まで。(大健太郎)

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