十勝今季初の真夏日 帯広30度 エコパで親子遠足
十勝管内は25日、上空に暖かい空気が入り込んだ影響で、午前中から気温が上昇。帯広測候所によると、帯広で正午までに最高気温が30・0度を記録するなど、各地で今季初の真夏日となった。帯広は前日の最高気温が18・9度で10度以上上昇した。
管内では正午までに浦幌で30・5度、更別30・3度、池田30・2度、足寄と帯広泉(とかち帯広空港)で30・0度など、軒並み気温が上がった。
帯広はあす26日も予想最高気温が32度と厳しい暑さが続く。27日は曇り一時雨の予想で、最高気温は28度前後の見込み。(松村智裕)
まぶしい芝生園児伸び伸び エコパ
音更町の十勝エコロジーパークでは、第一いずみ幼稚園(帯広、能代雅彦園長)の年少園児35人が親子遠足に訪れ、芝生の上で伸び伸びと遊んだ。
マスクを外した子どもたちは、親子でピーナツ型のゴムボールを運ぶリレーや、父親の腰に巻かれたスズランテープを追いかけて取る「お父さんのしっぽ取りゲーム」に挑戦。小まめに水分補給をしながら、汗だくになって楽しんだ。
この日はエコロジーパークの花壇の花植えの日で、園児たちもシャベルを手にインフォメーションセンター南側花壇でベゴニアの花植えを手伝った。道下朝陽ちゃん(4)は「しっぽ取りゲームが楽しかった」と話し、獲得したしっぽを手に大喜び。母親の美衣子さん(38)は「天気にも恵まれ、とても楽しいです」と笑顔だった。(澤村真理子)