美術館と共に~しらかばの会30年(中)「『未来の鑑賞者』を育む」
小笠原洋子さん(80)=帯広=は1999年度から2014年度までの16年間、2代目会長を務めた。就任3年目の01年に始めたのが、小中学生無料招待事業。道立美術館では初めての試みだった。
収益は絵画寄贈に
帯広美術館が10周年を迎えた同年。活動が軌道に乗っていたしらかばの会は、収益金でバルビゾン派の画家ジュール・デュプレ作「ベリー地方の農家」(1830年代)を同館に寄贈。...
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