思い出の鉄路 十勝の廃止駅~河西鉄道(3)「鹿追・上然別停留所」
下川勝治さん(92)=鹿追町幌内
大雪の中背負った集乳缶 沿線工場の輸送路線
1921(大正10)年、日本甜菜製糖(現在の日甜とは別の会社)が清水町に製糖工場を建設し、製酪工場を併設した。原料の輸送用に軽便(けいべん)鉄道を敷設し、沿線農家からビートや生乳を集めた。同社は2年後、明治製糖に吸収合併され、23年に明治製糖清水工場に。軽便鉄道は24年に「河西鉄道」として独立した。
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