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帯広百年記念館40周年 企画展など開催へ

40周年を迎える帯広百年記念館。マンモスの実物大模型は当初から展示している

 帯広百年記念館(帯広市緑ケ丘2、山原敏朗館長)は今年、開館40周年を迎える。節目にちなんだ企画展を開いて同館の歩みを紹介するほか、帯広市の開拓140年を記念した事業などを展開する。

 同館は市が開基100年を迎えた1982年10月に開館した。十勝の歴史や自然、産業などを紹介する「常設展示室」があり、2006年にはアイヌ民族文化情報センター「リウカ」を開設。アイヌ民族の伝統的な文化や歴史について学ぶことができる。

 現在は学芸員8人(任用職員含む)が資料の収集や研究に当たっている。これらの博物館機能に加え、陶芸の窯や音楽・演劇用のステージなどがある「創造活動センター」としての機能も持ち合わせている。

40周年を迎える帯広百年記念館

 今年度は市開拓140年・市政施行90年記念事業として特別企画展「晩成社展」を8月13日~9月19日に開催する。晩成社の事業や後世に残した足跡などを歴史資料を通して解説する。

 収蔵美術作品展「百年記念館40年のアートコレクション展」では、神田日勝や寺島春雄、能勢眞美、六郎田天鈴ら十勝ゆかりの画家の大型作品を一堂に展示する。期間は6月25日~7月18日。

 10月22日~11月13日の企画展「百年記念館40年のあゆみ」は、同館がこれまでに実施した企画展の内容をポスターやパンフレットなどでひもとく。

 山原館長は「帯広市や十勝の歴史、文化、自然の知識を蓄え、還元する役割を果たしてきた。今後はデジタル化などにも対応し、楽しく学んで体験できる施設を目指したい」と話している。(松村智裕)

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