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イカダ下り3年ぶり開催へ 50周年の節目大会

2019年に行われた大会の様子

 手作りいかだで川下りを楽しむ「十勝川イカダ下り」(実行委員会主催)が7月10日に開かれる。昨年、一昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため3年ぶりの開催。今年は大会が始まって50年の節目で「十勝川感謝記念イベント」も用意している。6月1日から参加を受け付ける。

 同大会は1973年にスタート。これまで川の増水やコロナで数回中止となったものの、半世紀にわたり十勝の夏の風物詩として親しまれてきた。2013年、連結イカダの長さでギネス世界記録に認定された。

 実行委体制となった98年から実行委員長を務める藤堂博さん(75)は「50年続けてこられたのは財産。素晴らしい自然環境の舞台があることと、楽しみに参加してくれる人がいたからこそ」と感謝している。

50年の節目の大会の参加を呼び掛ける藤堂実行委員長(中央)ら実行委メンバー

 当日は午前9時の花火を合図にスタート。今年はスタート地点をこれまでのすずらん大橋下流から十勝大橋上流帯広側に変更し、十勝川温泉の十勝中央大橋下流までの約9キロを下る。手ぶらで参加できる貸しいかだ(定員2~4人)も用意する。

 記念イベントとして、中州に隠されたボールを見つけ、ゴール後に景品と交換できる「中州に寄って宝をGETしよう!」、係留した気球から十勝川の眺めを楽しめる「十勝空旅団チームの熱気球体験搭乗」(午前6時~同8時、1人1000円)を企画。恒例となっていたゴール後のジンギスカンやモール露天風呂はコロナ感染予防のため中止とする。

 7月1日午後7時から、とかちプラザで開かれるキャプテン会議(安全講習会)への参加が最終受け付けとなる。問い合わせは十勝川インフォメーションセンター内の事務局(0155・23・2160)か畠山さん(090・5950・5030)へ。(澤村真理子)

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