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プラネタリウム一新 きらめく星空リアルに 4月から市児童会館

あらゆる場所と時間帯の星座線を正確に表現できるようになるなど、機能性が向上したプラネタリウム

 リニューアルのために昨年12月から休止していた帯広市児童会館(緑ケ丘2)のプラネタリウムが、4月1日に再開する。星の明るさがより鮮明になったほか、立体的に再現された迫力ある宇宙空間を、デジタル映像で疑似体験できるようになった。(牧内奏)

 同館プラネタリウムの機器の更新は10年ぶり。

 同館で使用してきた光学式とデジタル式の2種の投影機のうち、光学式投影機の光源をLEDに変更。星を点で表現した恒星原版も更新し、映し出せる星の数は約1・5倍の約9000個に。天の川も約24万個の点で緻密な星の集まりとなり、奥行きある実際の星空に近くなった。

 デジタル式は最新の「Media GlobeΣSE」に一新。投影数が限られていた星座絵・星座線は、最大88星座を映し出せるようになった。また、搭載する惑星の3Dグラフィックスと空間データを組み合わせ、宇宙を旅するような映像が見られる。

 両機器の性能を掛け合わせると、指定したあらゆる場所の季節や時間帯に合った星空の鑑賞が可能に。特別講座や子どもの校外学習などで、天文指導員のより専門的な解説を楽しめる。渡邊誠克館長は「宇宙空間に飛び出すような、多様な見せ方ができるようになった。ぜひ実感を」と来館を呼び掛けている。

きょう予約開始
 4月は「ポケットモンスター オーロラからのメッセージ」「はやぶさ2 太陽系の起源を探る大いなる冒険」「たいようくんとおつきちゃん」の3作を投影する。いずれも10~15分ほど星座の解説がある。各回定員35人。25日から予約を受け付けている。申し込みは同館(0155・24・2434)へ。

関連写真

  • あらゆる場所と時間帯の星座線を正確に表現できるようになるなど、機能性が向上したプラネタリウム

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  • 能性が向上したプラネタリウム。解説時に、筧伸浩天文指導員が撮影した帯広のパノラマ写真を使用。地域色を出している

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  • あらゆる場所と時間の星座線を正確に表現できるようになるなど、機能性が向上したプラネタリウム

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  • 機能性の向上で多様な見せ方が可能になったプラネタリウム

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  • 多様な星座絵の投影も可能になった更新後のプラネタリウム

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  • 星々の明るさがクリアになり、多様な星座線の投影も可能になった更新後のプラネタリウム

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