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中札内 女子団体追い抜きで観戦会

女子団体追い抜きで準決勝進出を決め、バルーンを打ち鳴らす来場者

 【中札内】押切美沙紀選手を応援する会(石澤健二会長)は12日、中札内村の文化創造センター・ハーモニーホールで、村出身の押切選手を含む4選手が登録しているスピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)1回戦の観戦会を開いた。

 村民限定の開催で約70人が集まった。押切選手(富士急-駒大苫小牧高)は出場せず、幕別町出身の姉妹、高木菜那(日本電産サンキョー-帯南商高出)、美帆(日体大職-日体大、同高出)両選手と佐藤綾乃(ANA、釧路管内厚岸町出身)選手の3人がレースに臨んだ。2分53秒61の五輪新記録で1位となり、準決勝進出を決めた。来場者はスティックバルーン(棒状の風船)を打ち鳴らして声援を送った。

 次戦は15日午後3時半から。準決勝、決勝が行われる。押切選手は2014年ソチ五輪で、団体追い抜き4位。出場すれば2大会ぶりとなる。父敏則さん(58)は「準決勝に出る機会があれば、決勝につながるような滑りを見せてほしい」と期待した。応援する会の石澤会長は「ぜひ準決勝に出てほしい」と話した。

 応援する会は、同3時半から同所で、村民限定先着120人による観戦会を開く。(吉良敦)

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