一輪車の技さらに磨き 世界王者からオンライン指導 中札内・上札内小
松田さん（奥の画面内）の指導を受けながら一輪車の練習に励む児童ら
【中札内】上札内小学校（島田諭校長、児童１２人）の全児童が、２６日の「ユニサイクル（一輪車）チャレンジ」発表会に向け、一輪車の練習に励んでいる。２日には一輪車競技の元世界チャンピオン松田良平さん（稚内市）からオンラインで指導を受け、発表会で披露する演舞の仕上げに取り組んだ。
同校がユニサイクルチャレンジを始めて今年で６年目。松田さんには当初から指導を仰ぎ、児童は毎年、発表会で練習の成果を保護者や住民に披露している。今年度は文化庁の「文化芸術による子ども育成総合事業」実施校として昨年１１月に松田さんを招き、直接指導を受けた。
２回目のこの日は新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで実施。児童らは松田さんからアドバイスを受けながら、「演舞の構成を仕上げる」「振り付けを追加して完成させる」ことを目指して練習に取り組んだ。５年の広瀬倖一君と三浦悠希（はるき）君はそれぞれ「きょうの練習でいい感じになってきた。発表会までに振り付けを完璧にしたい」「松田さんから教わったことを意識して、みんなで成功を目指す」と意気込みを語った。
ユニサイクルチャレンジを担当する國木彩友美教諭は「登校後の１０分間や休み時間などに全員が自主的に練習している。発表会が大きなモチベーションになっている」と児童の頑張りに目を見張る。（斉藤さゆり通信員）
