初出場選手紹介(2)「スピードスケート 村上右磨」
ワールドカップ(W杯)第4戦長野大会の男子500メートルでW杯初優勝を飾った村上選手(右、2019年12月13日)
北京冬季五輪に出場する十勝関係選手9人のうち、初めてオリンピックに挑むのは3選手。過去に掲載した写真や記事で、これまでの軌跡を振り返る。(松村智裕)
<むらかみ・ゆうま>
日高管内浦河町出身、帯広市育ち。1992年12月12日生まれ。高堂建設所属。帯広森の里小、帯緑園中、帯工高卒。男子500メートル出場。
【戦績】
2016年の全日本距離別選手権大会の500メートルで優勝し脚光を浴びる。同種目では18年のワールドカップ(W杯)苫小牧大会で2位、19年のW杯長野大会優勝、今季のW杯カルガリー大会では1本目が3位、2本目が2位に入るなど、近年は表彰台に立ち、世界でも存在感が増している。
北京五輪日本代表選手選考競技会の男子500メートルで3位に入り、五輪代表を確実にした村上選手(2020年12月30日)
全日本距離別選手権大会で男子500メートルを初制覇した村上選手(中央)。左は長谷川翼選手、右は中村駿佑選手(2016年10月21日)
帯広の森競技会男子1000メートルを自己ベストで制した北翔大3年の村上選手(2013年11月4日)
インターハイ男子500メートルで3位に入った帯工3年の村上選手(右)。左から三輪準也選手、長谷川翼選手(2011年1月18日)
全国小学生スプリント選手権大会で男子6年生の部3位となった森の里の村上選手(2005年1月5日)